統合失調症が発覚するまで。 Vol.6

統合失調症が発覚するまで
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前回の記事はこちら。

統合失調症が発覚するまで。 Vol.5
前回の記事はこちら。遂に取り返しのつかない事態にここから病院に行く前日の事を書いていきます。まず当日の状況から振り返っていきます。11月の終わり頃でしょうか。その日、子供がインフルエンザにかかっ...

一生忘れる事のない夜に。

前回の記事の続きになります。

帰宅してみるとそこには実家に行ったはずの妻の姿が。

とりあえず実家に離婚届けを持って行った件を聞いてみるも、かなり怒っている様で全く話しにならない。

これはまずいと思い、とりあえず子供を寝室に連れて行き二人で話せる環境へ。

少し落ち着いて来た所で、話しを聞いてみる事に。

この時に言われた言葉を思い出せる限り書きます。

なんで私の悪口をみんなに教えた?それを毎日毎日外の人達に教えて言わせていたんでしょう?

朝起きて家をでるまでずっと言われている。だから外の人から自分の姿が見えない様に家中のカーテンを全て隙間なく閉めた。なのに悪口を言われる。あなたが家に居ると教えているのでしょう?実際にあなたが仕事から帰ったら皆んな何も言ってこなくなる。

夜中あなたが寝た後も悪口を言われる。だから毎晩イヤフォンをして外の声が聞こえない様にしていた。

どこに行っても付いて来るおじさんがいる。前に○○に行った時も、○○に行ったときも(実際には行った事も無い場所)付いて来ていた。お前が場所を教えているんだろう!!!!

今日行った子供の病院にも付いて来ていた。先生にも、待合室にいた人にも悪口を言われた。病院に行くと知っているお前が教えたに違いない!!!!

もちろんそんな事している訳も無く、

もう完全に頭がおかしくなってしまったのか

そう思いました。

とにかく話しをしようにも話しにならない。もうどうしたらいいのか分からなくなり、藁にもすがる思いで妻の実家へ電話し、

今すぐ来てほしい。妻が完全におかしくなった。

、、、分かった。

尋常じゃない空気を感じたのでしょう。すぐに来てくれる事に。

待つ事10数分、その間とても長く感じました。

お義父さんお義母さん二人とも来てくれ、妻の様子を見て一言、

お前病気だわ。

ホッとしました。何かしらの病気だとやっと分かってくれのだ。

しかし妻はその言葉で激怒し、再び有りもしない事ばかりを両親に対して話しだす。

その姿を見て私は妻に言った。

そんな事していないし行ってもいない。それはただの被害妄想でお前は病気なんだ。すぐ病院に行こう。

と言った瞬間、妻の顔が豹変し、思いっきり顔を殴られた

もうこれはまずいと思った。とにかく今日は一緒に居ないほうが良い。

直感でそう思いお義父さんに、

今日は妻を実家に連れて帰って、そちらで一晩過ごしてもらえませんか!?

一晩たてば落ち着くだろうと思った。

しかしその返答は予想外のものでした。

いやー、自分達は帰るよ。だってどうしようもない。病気だから何もできないよ。

と言いながら帰ろうとしたのです。

帰ろうとするお義父さんの腕を必死で掴み引き留め、

待ってくださいよ!なんとかしてくださいよ!連れて帰るくらい良いでしょう!?

あなた達の娘じゃないですか!

だってどうしようもないじゃないか。

もう絶望でした。それと同時に呆れ果て、

ああ駄目だ。こんな奴らに頼った自分がバカだった。

何も言わず帰ってもらった。今振り返っても腹立たしい。

この日の夜はまだ続きます。

次回はこちら。

統合失調症が発覚するまで。 Vol.7
前回の記事はこちら。統合失調症を知った日前回の記事の続きとなります。この時点で時刻は9時過ぎくらいでしょうか。そうだ、すっかり忘れていた。インフルエンザで寝込んでいる子供の調子は?あ...

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