統合失調症の方や、その家族の方と繋がる為にアカウントを開設
Twitterから来られた方はご存知かと思われますが、2021年8月末からTwitterを始めました。
お恥ずかしい話し、今までTwitterを見る事はあったのですが、自身のアカウントを開設するのは始めての事でして。
誰からもフォローされなかったらどうしようか、という不安もありましたが皆さん暖かい方ばかりで、色々な方と繋がってもらっております。
統合失調症を患っている方の心の内が聞ける
私の妻も統合失調症を患っていますが、その時その時どう思っているかとか、病気についてどう考えているかとか、心の内で思っている事をあまり聞いた事がありません。
症状として自身の考えをうまく伝えることが苦手なせいもありますし、こちらからもあまり聞かない様にしています。
なので当事者である妻が辛い思いをしている事は分かっていても、具体的にどう辛いと思っているのかは分かっていませんでした。
しかしTwitterで当事者の方が、
「陰性症状のこういった症状が辛い。」
であるとか、
「こういった時に統合失調症だと苦労する。」
等、思いの丈を吐いてくれています。
そのお陰で妻が何に対して辛いと思っているとか、これは病気のせいだったんだな。と理解する事ができました。
これは当事者家族の方は勿論、統合失調症を知らない方にも理解を進める上で非常に有効な手段だと思います。
なぜならば、本やネットの情報で病状の事を理解しても、当事者である方が実際にその病状でどう苦労しているかは分からないからです。
当事者の方の思いを理解しないで何を理解できましょうか。
勿論どういった病状があるのかも理解しないといけませんが、
もっと大事な事は当事者の方がどう苦しんでいるかを知る事なのではないでしょうか。
同じ境遇の当事者家族の方と意見交換が出来る
当事者家族である私にとって一番嬉しかったのは、同じ境遇の方と知り合えた事でした。
日常生活において、同じ境遇の方に出会った事は無く、Twitterで始めて知り合うことが出来ました。
DMでやり取りをし話してみると、えも言えぬ親近感が湧いてくるのです。
やはり皆さん同じ様な悩みを抱えており、家族として統合失調症という病気に負けずに戦っているのです。
更にはお互い励ましあったり、なんと心強い味方ができた事かと思いました。
Twitterを始めなければ恐らく一生知り合う機会はなかったでしょう。
Twitter上だけの知り合いではありますが、これ程心強い味方はおりません。
もしTwitterをしていない当事者家族の方がいましたら、Twitterを始めることをお勧めします。
SNSは使い方次第で強力なツールになる
SNSは使い方次第で悪にも善にもなります。
匿名なのを良い事に誹謗中傷する言葉も見受けられ、それが原因で自殺といった悲しい事件も起きています。
その反面、SNSで勇気をもらっている方も多数おられます。私もその内の1人です。
SNSを精神疾患の方への偏見や差別を増長させる為のツールでは無く、偏見や差別を無くしていく為のツールとして使っていきたいと思います。
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